7歳3ヵ月 どんぐり、またまた危うし!?自身喪失中につき…。

2月。
何やら急に、少年の様子がおかしい。
どんぐり問題をしていると、やたらと凄い速さで問題からそれた意味不明な棒計数しまくったり、意味不明な「表」とか書きまくったり…そして、思考は本質から外れ、というか、ほとんど考えない。
我が子ながら、正直、ちょっと不気味…。
絵なんかほんと義務的に描くだけで、とりあえず楽しくないのは伝わってくる。
でもって、ついに、どんぐり拒否。

キターーーーーー!!
そして、ママ困ったーーー!




急に、どうしたんだろう、、、と思いめぐらせば、あれやこれやと思い浮かぶわけですが、
もしかしたら、決定打は「席替え&計算チャレンジ」。


席替え前、少年の隣の席には近所の仲良しくんがいたのですが、その彼は算数が苦手で我が家の少年がプリントを手伝ってあげたりしてたらしい(いいのか??)。
でもって、最近、席替えをして、新しく少年のお隣さんになった子は公文生。
すごいスピードで計算プリントをやっつけるんだとか。そりゃまあ、さすがの公文生。


奇しくも学校は「スピード計算チャレンジ!✊」みたいなやつの真っ最中。
連日、ストップウォッチに煽られながら計算プリントと格闘している様子。
そして、我が家の少年は、どうやら隣席の公文くんの早業を目にして、もうびっくり😨してしまったらしく…。





ある日、リビングのホットカーペットにパンイチでごろごろしながら、ぽつりぽつりとこぼしましたよ。
「公文くん、すごい速さで、1問解くのに1秒もかからないんだよ」とか、
「2年生になったら勉強についていけなくなって、自分だけ取り残されるんじゃないかと思う」とか、
「どんぐり勉強、本当に意味あるのかな」とか。


子供って、自分がみじめになるようなことは、なかなか親には言わないもの。
そういえば、席替え直後からパニック気味に不穏だったよね。
この数週間、少年なりに心に抱え込んでいたんだなぁ、と。
そして、言ってくれて、よかった。


どんぐり勉強やら計算チャレンジやらはさておいて、
あの超絶マイペースだった少年が、こうやってクラスメイトと自分を比べたり、集団の中での位置づけを意識したり、、、さらには親があてがった勉強法?に疑問をぶつけたり、ってのに、母はもうびっくりです。
ある意味、あっぱれ。
そうそう、人ってこうやっていろんな壁におでこぶつけながら、自信つけたり喪失したりしながら成長していくんだったなぁ、と。


「算数的思考」ってやつは実技教科みたいなもんですから、縄跳びや料理と同じで、何度も何度もいろいろやってみて、諦めたり挑戦したりしながら、少しずつ自分で身につけていくしかない。
たまには達人(?)にびびったり、自信喪失したりもしながら、結局は自分で見つけていくしかないのです。
その水先案内をしてくれる教材として、どんぐり問題ってすごくいいなぁ、と、母は推しておりますが、少年的には今はちょっと向き合えないよう。
なんか、もうね、頭の中、計算チャレンジのショックでいっぱいですから。
公文くんの早業を真似したいのか、何だか、日常生活の中での手の使い方までシュッシュッと速く(そして、不的確に!)なっていて、今までできていた諸々もできなくなってきております。
完全にやられております(泣)
まずは、自分のペースを取り戻せるといいのですが…。





そういえば、先日、YouTubeでホリエモンのトーク見てたのですが、
かのホリエモンも、小学3年生の時に隣席のく〇ん生の計算スピードにびびり焦ったんだとか(ホリエモンは「公文」と明言せずに、「く〇ん」と言葉を濁しておられました)。
勉強だけは誰にも負けない!と自負していたホリエモン少年は、その友達に一体どういう勉強法をしているのかと問いただし、その子の通う教室についていったんだそうな。
でもって、「これは作業効率をよくする訓練だ」と見切って、こいつに負けることはないと安心し、結局、そこには入会しなかった、と。
ホリエモン少年(小3!!)、凄い…。💧


我が家の少年にホリエモンの凄味はないわけですが、
この子がこの子らしく伸びて行けますように。
きっと、この子らしく伸びていけると信じて、母は応援します。


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