将棋マイブームが去った話&どんぐり先生

意味不明な嵐が過ぎ去り、終わったことだから話せる話しですが…

我が家では、夏休み明けから、少年&父親の間で将棋ブームが巻き起こりました。
将棋教室にも行きました。
でもって、結論から言うと、ブームは去りました(多分)。


2学期が始まり、ただでさえ慌ただしい日々に、何だって将棋なんて始めたんだったか、今となってはそれすらよく思い出せないのですが…

9月から、おもむろにパパ&少年が将棋をはじめました。

暇さえあれば、将棋、将棋。
実は将棋ファンのパパ、普段はろくに少年の遊び相手もしないくせに、将棋だけはきゅっきゅ、きゅっきゅと指すのです。

楽しくてやってたはずの将棋でしたが、、、

なぜか次第に人間性を無くしていく夫(パパ)。
不機嫌そうに仕事部屋から出てきては、子供ときゅっきゅ、きゅっきゅ、と将棋😔
すきま時間で急いで指していますから、間髪入れずにきゅっきゅ、きゅっきゅと指し、子供が下手な手を指すと「それでいいの?」「もっといい場所があるよ」「角が効いてるよ」とか誘導。
疲れた子供が、二歩ならぬ”二角!”とか面白いこと始めると、「ふざけるならやらないよっ!」と。
そしてまた、そそくさと仕事に戻る、と。

なんか嫌だよぉー
なんでいちいち怒ってるんだよぉー
楽しくないんだよぉー


、、、そのうち、少年が壊れてきました。


常に不機嫌。
母へのしつこい攻撃。
ひたすら逆のことを言い続けるのです。
例えば、白いものを見せながら「これ黒いね」と言い続け、同意しないと不機嫌に。
同意すればしたで「何で?白でしょ?」と不機嫌。
、、、これをエンドレスで繰り返された日にゃ、母はもう気が狂いそうになりましたよ。


なんかおかしい。
もしかして、将棋のせい???



将棋ブームは、母の気合い💨で終了させましたよ。
(夫との話し合いです。夫から将棋に誘うのをやめてもらった、ということです。一応、殴り合いにはならずにすみました💦)

そして、将棋を消してみたら、少年は、すっと穏やかに。

今思えば、少年は、ただパパと遊びたかっただけなんでないかと。
不機嫌なパパに必死に忖度して、パパが好きな将棋をやっていたんでないかと。
実際、パパから将棋に誘うのをやめてみたら、少年、将棋なんかには見向きもしません。

それでも、将棋な日々を送っていたさなかは「将棋やる!」とか言っていたし、肝心のパパは子供の様子が変だとは気づきゃあしないし(そもそも将棋の時以外あまり接していない😰)、、、
子供もパパも、自らのキャパオーバーとか分からない人たちですから、本人たちまかせにしていたら、もしかしたら今頃もきゅっきゅ、きゅっきゅと将棋しまくって、母にあたって、家じゅうが怒鳴り声だらけになっちまって、どんぐり勉強も荒れ放題、、、なんて状態のまま耐え続けていたのかも??


「将棋」が悪いわけではありません。
「きゅっきゅ」が悪いんです。
将棋教室自体は寺小屋みたいな場所で、子供たちはのびのび元気にやっていたし、プロ棋士・指導棋士の先生たちもゆったりと余裕たっぷりで素敵な雰囲気だったし、、、
いい世界なんだろうな、と思います。

またいつか、少年の知力体力に余裕ができて、将棋教室に行きたくなったら行けばいいと思います。
でもって、家で将棋したい時は、お友達と子供同士でやっててもらいます。




■親は先生にはなれない

子供が母親に求めることは何か?
愛してほしい、保護してほしい、うまい飯出してほしい、パンツ洗ってほしい、抱っこしてほしい、、、
そーゆーことなんだ、と。

先生に求めることは、何でしょう?
少年を見ていると、先生に対しては、求めるというより、少年自らが向かっていっているような感じがします。
学校の先生のことも、ピアノの先生のことも、尊敬して憧れて大好きで、、、
だから、一生懸命学んで、近づいて、新しい事や難しい事も先生と一緒になら果敢にチャレンジして世界を広げていっております。

子供にとって、母親が「お家」だとしたら、先生は「宇宙船」

役割が違うのです。
母親がスペースシャトルになったら困るのです。。。

パパの将棋熱を横でみていて、反面教師的に学びました。
私も、ピアノ熱があるので、、、気を付けます。はい。


■どんぐり先生

ちなみに、どんぐり勉強に関しても、日々が穏やかになると、取り組みも穏やかになりました。
荒れた日々の中、苦し紛れの依頼でしたが、どんぐり先生に添削をお願いしたのもよかったのかな、と。

まずは、とにかく子供が先生の添削を楽しんでおります。
そして、私(母親)にとっても、、、「先生」という存在が現れたことで、少し肩の荷おろせた感じが。

あと、思わぬ効果(?)が、、、
多分、どんぐり添削の影響もあって、夫に「きゅっきゅ将棋はやめてくれ!」と言えたこと。
何となく依頼した添削でしたが、たかがイラスト&メールとはいえ、他人の感性が入ってくるわけで、そうすると今の自分の家庭とのギャップがより如実に感じられる、というか…

もっと簡単に言うと、、、
何だか、やたらゆる~い感じのネズミの絵(ウサギか?)見てると、わざわざ楽しくもない趣味しなくていいんだ~という気分になってくる」と。


どんぐり問題の弱点(?)は、とにかく実施&継続が難しい(特に、母がスペースシャトルな家庭では)、ということ。

「環境設定」とか言われても、嵐の渦中にいると何が元凶なのかも分からなくなってきますから、思いきって他人の感性を借りるのもよいかも。



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