少年魂に響く絵本(幼稚園男児におすすめ絵本)

絵本、お世話になっております。
心に残る絵本はあまたありますが、その中で、どんぐり少年が年少~年中の頃にはまってた絵本をご紹介。

無国籍風味に子供の心をわしづかみ

1900年生まれの彫刻家・民俗学者が作った絵本。
上手いんだか下手なんだかよく分からない絵と、リズムあふれる日本語と、幼児の心ど真ん中に響く変な地図。
「顔つきパンの上等」とかいうすごいパン(?)を買ったりして、無事にお買い物を済ませたぶたぶたくん&友達たちは、よつつじで「ばーい」とか言って解散します。

1900年生まれの作者も「ばーい」なんですね。。。
まあ、パラオまで民俗学調査に赴いた作者なら、大いにありでしょうか。。。

何とも言えない自由な世界に、どんぐりマダムも保育園生の頃、どはまりしました。


ぶたぶたくんのおかいもの



王道!日本の名作

冒険して、何かを獲得して、最後は保護者の胸でほっとする。男児の世界です。

タケノコの先っぽにしがみついたタロを乗せたまま、タケノコは雲の上まで伸びて、、、
父親は、タケノコ伐採を決断!
そして、タケノコはタロを乗せたまま山々をまたいで倒れ、なんと海に到達。

時間的緊迫感&空間的広がりがダイナミックです。
年少くらいだと、この時空間の広がりが理解できず、きょとーん…みたいな反応かもしれませんが、、、
ひと度、子供がこの本の世界を理解すれば、引き込まれること必至です。

対象年齢小学校低学年となっている本ですが、それではスリリングさが薄れそう。幼児のうちに出会ってほしい!

ふしぎなたけのこ



ひとりでは夜中のオシッコに行けない5歳児マメタが主人公。
強く優しいお爺さんと、二人きりで、強く優しく育ってます。

モチモチの木 (創作絵本6)



ホラー? 日本の昔のお話し

日本の昔話って、何気にスリリングで容赦ないです。
まともに考えると相当怖いのですが、男児的にはOK牧場!みたいです。


うまかたやまんば (日本傑作絵本シリーズ)



くわずにょうぼう (こどものとも傑作集)



数学者、安野光雅の世界

一粒の種が2粒になり、2粒の種が4粒になり、4粒のうち1粒は食べて、3粒は植えて6粒になり、、、
この本がきっかけで、少年は果物の種とかとっておくようになりました。
育てて売るらしいです。

あ、年長になってからは、しっかり数に興味しんしんですよ。


ふしぎなたね (美しい数学)



ほっこり 14ひきシリーズ

14匹のねずみ一家の話し。
文字はとても少なく、見開きいっぱい美しい絵です。
一般的には、ねずみ家族のほっこり感にひたる絵本なのでしょうが、
少年は、ねずみの巣の住居構造とか、ねずみたちが工夫している道具(滑車とか竹で作った水路とか)に釘づけになっておりました。


14ひきのやまいも (14ひきのシリーズ)



14ひきのあさごはん (14ひきのシリーズ)



ママが楽だぜ!時の迷路シリーズ

これはずごい!ひとりでもくもくと迷路&隠し絵しててくれます!
まあ、たまに「一緒に隠し絵探そう~」とかなりますが。。。
それはそれで、静かなひと時が送れるかも。。。

迷路は、簡単問題と難しい問題の2種類用意されているので、すべての迷路をコンプリートしてしまった年長さん&小学生低学年児も、まだまだ遊べます。


時の迷路―恐竜時代から江戸時代まで



昆虫の迷路 秘密の穴をとおって虫の世界へ



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